なぜ、AshTrailはロゴを表に出さないのか。

なぜ、AshTrailはロゴを表に出さないのか。

今回は、私たちの服づくりにおける「ロゴ」との向き合い方について。
AshTrailのウェアには、表から見える場所に大きなロゴを入れていません。ロゴを隠すことで生まれる街での馴染みやすさと、ロゴがなくても選んでもらえる服へのこだわりをお届けします。


AshTrailの服には、基本的に表から見える場所にロゴを入れていません。

それは、ロゴのある服が嫌いだからではありません。

私たち自身、好きなブランドはたくさんありますし、そのブランドのロゴが入っているからこそ欲しくなる服もあります。
ロゴも含めてひとつのデザインであり、そのブランドが積み重ねてきた歴史や背景を身につけることも、服を楽しむ大切な魅力のひとつです。

そのうえで、AshTrailが服をつくるならどうするか。

思考を重ねていく中で、自分たちがやりたいものづくりは、少し違うところにあると思うようになりました。

日常の中で、ふと山に行きたくなるきっかけをつくる。

AshTrailがつくりたいのは、山に行く日だけクローゼットから引っ張り出す「山専用のギア」ではありません。



休日に街の喫茶店へ出かける日も、平日の何気ない日常でも、自然と手に取りたくなる服。
そしてその服を着て過ごしている時間に、ふと山の静寂や空気感を思い出す。

「次の休みは、久しぶりにあの稜線を歩こうか」

「そろそろ新しいルートを計画してみようかな」

そんなふうに、忙しい日常のすぐ隣に「山のある暮らし」をそっと手繰り寄せられるような存在でありたいと思っています。


だから、日常で着たときにアウトドアウェアとして主張しすぎないことも大切にしています。

普段から愛用しているシャツやパンツに、そのまま合わせられる。
そして思い立った日には、「この服装のまま行けるじゃん」とザックを背負ってそのまま電車に乗れること。

 山へ向かうための「服装を整える」というほんの小さなハードルすらも、滑らかに溶かしていきたいと思っています。

街での暮らしに馴染むことと、過酷な山で道具としてしっかり機能すること。 

そのふたつを地続きにつないでいった結果として、表から見える場所に主張するロゴを置かないという選択に行き着きました。 

ロゴがなくても、選んでもらえる服を目指して

もちろん、ロゴを表に出さないことで手放すものもあります。

一目でどのブランドかわかるアイコンに頼れないからこそ、私たちは「服そのもの」に選んでもらえる理由を細部までつくり込まなければいけません。

たとえば、私たちのシグネチャーである『Trail Wide Pants』のシルエット。



街でスッキリとはきたい思える絶妙なワイドラインでありながら、そのゆとり自体が、山で急登を登る際の足上げを一切妨げない可動域になっています。

また、サイドに配置した台形のポケットもそのひとつです。


日常ではスマートフォンや小銭入れをすっと忍ばせ、山では行動食やヘッドランプをストレスなく出し入れできる。
座ったときに荷物が太ももの下へ巻き込まれないよう計算された角度は、派手な装飾ではありませんが、実際に使った瞬間に「あ、使いやすい」と体感していただける密かな工夫です。

目立つものではないけれど、はいたときや、実際に山で使ったときに感じてもらえるもの。

「ロゴがなくても、やっぱりこの服を手に取ってしまう」

そう思っていただける細やかな意匠を、これからも一つひとつ丁寧に服の中に落とし込んでいきます。 

主役はブランドではなく、着る人自身

AshTrailが目指しているのは、着る人を「AshTrailらしく」することではありません。

あなた自身がもともと大切にしているお気に入りの服があって、自分らしい着こなし方があって、そのお気に入りのラインナップの中に、AshTrailの服も自然と入っている。

ロゴではなく、自分自身の感覚と手触りで納得して選んだ服を纏う。

その服を着て心地よく日常を過ごし、ふと山へ行きたくなったら、そのままの自分で自然の中へと踏み出していく。

主役はあくまで、山と日常を自分らしく楽しむあなた自身です。 

AshTrailは、そんなあなたの豊かな人生のプロセスに静かに寄り添う選択肢であり続けたいと思っています。

【今回ご紹介したアイテム】

[Trail Wide Pants(トレイルワイドパンツ)の詳細を見る


【実際に「生地感」や「シルエット」を確かめてみたい方へ】

「ロゴのないシンプルな仕上がりを確かめたい」「街着としての風合いと山での可動域を試着してみたい」という方のために、私たちは毎月ポップアップストアを開催しています。
実際のプロダクトに触れ、私たちのモノづくりの空気感を感じに、ぜひ遊びに来てください。

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