【Brand Story Vol.5】山はいつも、そこにある。日常を旅するように生きる。

【Brand Story Vol.5】山はいつも、そこにある。日常を旅するように生きる。

全5回にわたってお届けしてきたAshTrailのストーリーも、今回が最後です。 ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

いよいよ今日から、AshTrailは新しい一歩を踏み出します。 最後に、私がこのブランドを通じて皆さんと分かち合いたいことについてお話しさせてください。

山から降りても、旅は終わらない

「下山」という言葉があります。 山の頂を極め、ふもとの街へと戻っていくこと。一般的には、そこでひとつの冒険は終わり、また繰り返しの日常が始まると考えられています。

けれど、本当にそうでしょうか。

JMT(ジョン・ミューア・トレイル)の草原で、計画を捨てて川のほとりに泊まると決めたあの一日。南アルプスの稜線で、自分の命が自然に生かされていると痛感したあの瞬間。山で得たそれらの瑞々しい実感は、街に戻ったからといって消えてなくなるものではありません。

むしろ、その実感こそが、満員電車に揺られる月曜日や、デスクワークに追われる午後を支える芯になるはずです。山で自分を信じて決断した経験は、街での自分を支える自信になり、山で感じた風の心地よさは、街の公園を通り抜ける風に気づく心のゆとりをくれます。

日常を旅するように

AshTrailが掲げる「稜線から喫茶店まで」という考え方。 これには、山と街という境界線をなくし、毎日を旅するように生きてほしいという願いを込めています。

私たちが作るプロダクトは、そのための道具です。 本格的な縦走に耐えうる「Silent Performance」を備えながら、街の風景に馴染む佇まい。

金曜日の夜、仕事を終えてそのままの姿で夜行バスに乗り込む。 日曜日の午後、下山して泥を払った姿で、お気に入りの喫茶店で本を開く。

「着替える」という手間を一つ減らす。たったそれだけのことが、いつでも山へ行けるという自由をくれます。その自由こそが、何気ない日常を、新しい景色へと続く道の入り口に変えてくれるのです。

「ありのままの自分」で歩き続ける

山では、見栄を張ることも、誰かと比べることも意味をなしません。

ただ、今の自分にできる一歩を刻み続ける。そのありのままの姿を、街でも、職場でも、そのまま持ち続けてほしい。

 だから、私たちの服に派手なロゴは不要でした。主役はあくまで、それを着て歩くあなた自身です。服が目立つのではなく、着ている人の表情が、以前より少しだけ晴れやかであること。それが、Ash Trailの理想です。

いよいよ、今日から。

山は、いつもそこにあります。 そして、あなたが今立っているその場所もまた、広い意味では豊かな自然の一部であり、どこまでも続くトレイルの途中です。

特別な装備をクローゼットの奥から引っ張り出す必要はありません。 AshTrailを身に纏い、気軽に、また新しい一歩を踏み出してみてください。

週末の山頂を目指すときも、平日の午後に旅の計画を練るときも。私たちは、あなたを静かに支える相棒であり続けます。

山と日常を、地続きに。 Ash Trail、本日からはじまります。 これから、末永くよろしくお願いします。

Ash Trail 川村

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