【Brand Story Vol.3】Ash Trailのものづくり。「マウスウォッシュのポンプ」が教えてくれたこと。
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山へ行く前夜。パッキングをしながら、「よし、行くぞ」と気合を入れ直す時間は楽しいものですが、時にその準備の重さが、山への足取りを重くさせてしまうことはありませんか。
私は、登山をもっと暮らしの延長として楽しみたいと考えています。そのヒントは、意外にも洗面所のマウスウォッシュに隠されていました。
たったワンアクションの魔法
私はもともとマウスウォッシュを習慣にするのが苦手でした。重いボトルを持ち上げ、蓋を開け、キャップに注ぐ。文字にすればわずか数秒のことですが、疲れている夜には、その数秒が意外と面倒なのです。
ところがある日、ボトルをポンプ式に変えてみました。上から軽く押すだけのタイプです。 すると、「蓋を開けて注ぐ」という動作がなくなっただけで、それまで億劫だった習慣が、驚くほど自然に毎日続けられるようになりました。
実は、登山でも同じではないかと思うのです。
いつもの服が、そのまま「山の服」になる。

わざわざクローゼットの奥から山専用の服を出し、着替える。それは非日常へ切り替える大切な儀式ですが、仕事で疲れているときには、そのひと手間が山へ向かう足を止めてしまうこともあります。
もし、今着ている服のまま、スッと山へ出かけられたら。 ウェア選びから「探す・選ぶ・着替える」という手間を一つでも減らせれば、山はもっと身近になるはずです。
Ash Trailが、確かな機能を備えながら街に馴染むデザインにこだわるのは、単に見栄えを良くしたいからではありません。「着替えるもの」から「そのまま行けるもの」に変えることで、山への心の壁を少しでも低くしたい。いわば、この一着がマウスウォッシュのポンプのような存在でありたい、と考えているのです。
「これを穿いていれば、どこへでも行ける」という安心

普段から愛用しているパンツが、実はアルプスの岩場にも耐える力を持っている。そうなれば、金曜日の夜に思い立って準備を始めるときも、ウェア選びに迷う必要はありません。
そんな信頼の一着がすぐ手元にあるだけで、登山は「気合を入れて臨むイベント」から、「いつでも行ける心地よい場所」に変わります。
山を想う時間を、日常の原動力に

毎日山へは行けなくても、Ash Trailの服を着ることで、ふとした瞬間に山の空気を思い出す。それは、街で忙しく働く私たちにとって、明日へ向かうための小さな支えになります。
準備という重荷を下ろして、もっと身軽に、もっと自由に。マウスウォッシュのポンプを押すような気軽さで、山を暮らしの一部にしてみませんか。 そのひと手間の軽やかさが、週末だけでなく、何気ない毎日を少しだけ心地よいものに変えてくれるはずです。