撮影記録|燕岳 一泊二日 - 現場で出会う、AshTrailの道具たち
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AshTrailでは、プロダクトの検証はもちろん、WEBサイトやSNSで届ける写真も、自分たちが実際に山へ入り、その空気の中で切り取ったものだけを使います。
出発の前日、撮影に適した天候になりそうな山域を探し、今回は無理のない行程で燕岳をピストンすることにしました。
通過点ではなく、立ち止まる場所として

平日の朝7時、中房温泉を出発。平日にも関わらず、登山口にはすでに多くの人がいました。 木漏れ日の中で撮影を挟みながらゆっくりと高度を上げ、12時過ぎには燕山荘へ到着。まずはテントを張り、山荘のカレーで腹ごしらえをします。
燕岳は、学生時代に初めて登って以来、大好きな山の一つです。 ただ、これまでは長く縦走することが多く、初日のうちに大天井岳まで抜けてしまうことがほとんどでした。そのため、燕山荘のテント場に腰を据えて、ゆっくりと時間を過ごすのは実はとても新鮮でした。
テント場に留まり、イルカ岩が特徴的な燕岳の山容や、はるか正面に続く表銀座の稜線、そして槍ヶ岳をじっくりと眺める。歩き続けている時には得られない、静かで贅沢な時間です。
停滞時間を快適にする道具

今回の山行でもTrail Wide PantsやTrail Wide Shortsを穿いていましたが、あらためてその使い勝手の良さを感じたのは、テント場での停滞時間でした。
岩場や段差での足捌きの良さはもちろんのこと、歩き終えた後に裾のドローコードを緩めるだけで、一気にリラックスした状態を作れますし、着替えることなく、テントの中で寝転がりながら外の絶景を眺める時間は、最高でした。
山を歩くための服は、休むための服でもある。その両立ができていることを、現場で再確認できました。
現場で出会う、AshTrailの道具たち

午後、燕岳の山頂へ向かいながら、光の入るベストポジションを探して撮影を続けました。 景色は申し分なく、良い画を何枚も残すことができました。
しかし今回、何より嬉しかったのは、山道ですれ違うハイカーの中にTrail Wide Pantsを穿いてくれている方を何人も見かけたことです。
昨年ブランドを立ち上げ、自分たちが作ったアイテムが、少しずつ現場で使われている。彼らの山行の一部にAshTrailのパンツが役立っているのだとしたら、ブランドをやっている人間としてこれ以上に嬉しい瞬間はありません。
それぞれの山、それぞれのスタイル

夕食を済ませ、テントで夜を迎えます。 静かでありながら、どこか人の気配がするテント場特有の空気は、いつ来てもワクワクする不思議な感覚があります。明日の縦走に備えて早々に眠りにつく人、ゆっくりと山の夜を楽しむ人。そこには多様な楽しみ方が混在していました。
翌朝、朝の光の中で撮影を行い、下山を開始。 下りの道でも、老若男女さまざまな登山者とすれ違いました。服装も、背負っている装備も人それぞれ違います。
山を楽しむためのスタイルは無数にあり、正解はひとつではありません。 だからこそ、今後もより多くの方の山行に寄り添い、少しでも快適にするようなものを作り続けていきたい。
あらためてそう思える、良い撮影行でした。